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2006年01月31日

どうにも止まらず狙い撃ち

サロン・ド・ショコラの興奮が冷めないうちに、伊勢丹はまたやってくれたよ。

本日からのマ・パティスリーは、アルノー・ラエール氏と金子美明氏のコラボレーション。
パリセヴェイユ、とりわけムッシュアルノーをこよなく愛するものとしては嬉しくって狂いそう。
こんな豪華共演を日本で体験できるなんて。生きてみるもんだ。
SDCはお祭りムードでその雰囲気を楽しむ部分もあったが、
今回のマ・パティスリーではその贅沢さを享受できることに感謝する気持ちが非常に大きい。

お昼頃伊勢丹に着いて、すぐマ・パティスリーに向かう…前にバレンタイン・ステーションへ。
SDCで買い損ねたルルーのキャラメルC(紅茶とタタン)とタブレット(サオトメ)を買う。
アソートのコーナーにも寄りどうしようかと迷うが、ルルーのキャラメルをコンプリートしたことで達成感を得た為何も買わなかった。

ワクワクしながら向かったマ・パティスリー、ショーケースを目にした途端理性の堤防が決壊。
アドレナリン大放出大洪水。
こうなるともうどうにも止まらない。
ケーキ4個とチョコレート、隣のデフェールでケーキ1個を瞬く間に買う。

「サントノーレショコラ」は、チョコレートのシュークリームとたっぷりのガナッシュ。
その下には、パリブレストの様なチョコレートの生地と少し塩気のあるパイ生地。
やわらかいけれど噛み応えのあるシュー皮、中のクリーム、生地にもチョコレートをかけてチョコレートづくし。
だけどビターなので全く問題ない。
反対にガナッシュは甘めに仕上げているが、激甘ではなく後味もいいのでこんなに量があっても大丈夫。
むしろもっとあってもいい。
シューの奥にはとろりとしたピスタチオクリームと滑らかなフランボワーズソースが隠れている。
ピスタチオの風味があまり感じられない分、フランボワーズの酸味に刺激をもらう。
実はこれが一番心配だったのだが、控えめな量と酸味だったのでこれも難なくクリア。
一番下のパイ生地もサクっとしていて、甘い部分と食べるとまた違った美味しさになる。

アルノー氏のケーキも日本ではまず食べられないし、2人のコラボレーションなんてフランスでも当然味わえない。
2/14までの期間中、出来る限り足を運ぶことになるだろう。
アムール・ド・ショコラも重なるが、私はショコラ カーエルに狙いを定める。

2006年01月29日

クリック

ショーケースのこのケーキに目がとまる。
シンプルな構成、乗っかっているものは見るからにアイスのような滑らかそうなクリーム。
そうだ、最近チョコとフランボワーズの組み合わせが好きなってきたのだ。
よし、これは買いだ、と頭の中の“ショッピングカートに入れる”ボタンをクリック。カチッ

そうそう、これは忘れてはならない、メレンゲシャンテリーキャラメル、クリック。カチッ
カラフルなパートドフリュイの画面が表示、跳びつくように10回ほど連打でクリック。カチカチカチ…流れ作業のように隣の焼き菓子、ショコラもクリック。カチカチカチ…

クリックするごとにショッピングカートの中は確実に増えているだろうに、その画面を確認しない。
いや、クリックするごとに確認画面が更新されるんだろうけど、合計金額を見たくないのか、その画面は見えないように何かにブロックされているのか、「ファイルが見つかりません」状態なのか、サーバーに接続できないのか、セキュリティソフトがこの画面にだけ作動せず、ウイルスが猛威を振るっているのか、何らかの理由でカートの中身が見えなくなっているのは、間違いない。

そして確認ができないままに合計金額4980円。

ケーキを購入するときはいつもこんな感じだ。
先日のサロンドショコラもそう。というか、カードも使ってるから合計金額さえようわからん。やばいね。

さて、、、
やはりこのクリームが旨かった。
チョコとフランボワーズの配分がベスト。
クリームなのでわかりやすく、あれこれ考えることなくこの組み合わせの良さが伝わる。
ひたすらこれを食べ続けてもいいくらい。
今までこの組み合わせは苦手としていたところだが、本当に好きになった。
逆に、ゆうたんは苦手になったらしい。好みって結構変わるものなのだな。

2006年01月27日

すきすきすういっち

サロン・ド・ショコラに行ってきた。
フェルベールのジャムを22本纏め買いした人がいた、とかロッテのおねーさんに可愛い人がいたよ、とかある意味興奮しまくり。

だが、その前に待っている記事がひとつあるので順番にいく。
でないとそのまま忘れ去られること確実なので。

雪が残る日曜日、オーボンヴュータンへ行った。
本で見て以来とても気になっていたものだ。
まさか自らこのお店に向かう日が来るとは、としみじみ思う。
今回ケーキはこれひとつだけにして、焼き菓子やクロワッサン・ダマンド(ちゃんと言えた)やコンフィズリー、ショコラなど色々買い込む。
コンフィズリーは15種類ある。店員に説明してもらうのだが、覚えきれずに2度も説明してもらった。
キウイを胡瓜と聞き間違えるおまけつき。
年取って記憶力+聴力も悪くなったらしい。
SDCにそなえて節制と思っていたが、また破目を外してしまった。
今月稼いでいるしいいかー、と口先だけの後悔と反省に終わる。

「ロルレアン」は、チョコレートとサブレという私の好きな組み合わせだ。
一番下の生地がサブレだが、それ以外にもフィアンティーヌやクルスティアンという食感を楽しむものも挟まれている。
本によると、このガナッシュはドミニカ産カカオを使っているそうだ。
ビターで落ち着いた風味がじんわり広がっていく。
チョコレートの滑らかさに、サクサクとした食感も混じる。
realさんが悩まれていたように、サブレを綺麗に切り分けようとしたが徒労に終わった。
フォークを刺した途端、自分の方に欠片が飛んできたよ(はやりんも同様)。
しかたないので、即席フィンガーフードに変えてみる。
塩気が効いてザクザクしたサブレとビターチョコレートのコンビって美味しい。
これは「メレンゲシャンテリー キャラメル」に続いてランクインだ。
いちどオフにしたスイッチをまたオンにしてしまい、もう後に引けないよ。笑

オーボンヴュータンを後にして、うらうら歩きながら気づけばパーラーローレル→パリセヴェイユコース。
パーラーローレルではマカロンとフロランタンを、パリセヴェイユではクロワッサン・オ・ダマンド(これも無事言えた)、クロワッサン、クイニーアマンを買う。
今回ケーキは珍しくひとつのみ。
パーラーローレルのマカロンはいまひとつだが、フロランタンがざっくりと香ばしくてよかった。2切れに分かれていて食べやすいし。
パリセヴェイユはやはりヴィエノワズリーも美味しい。
クロワッサン類もザックリしっとりのバランスが絶妙で、ダマンドに関してはほどほどの量が私好みだった。
もちろんクイニーアマンも同様。最近妙に柔らかいクイニーアマンや林檎入りのものに出会うことが多く辟易していたが、ここは甘じょっぱさや生地の強さが違う。
さすが金子さん。来週のアルノー氏との共演が楽しみだ。

と、褒め称える人が違うようだが気にしない気にしない。

2006年01月20日

話変わって

VIRONで買うならスポンジよりタルトを。

薄いタルト生地はサクサクしている。
かたすぎずやわらかすぎず、のど真ん中の焼き上がり。
レモンクリームの酸味は私にとっては弱めだが、きっとこれくらいが無難なのだろう。
まったりと滑らかな口当たりがいい。
不要派にはたまらない量のメレンゲが、鱗のようで怖い。

一緒に買ったクロワッサン・オ・ダマンドは、恐らく今まで食べてきた中で一番好みかも。
戸惑うほど大きいのに、美味しくてあっという間に完食してしまった。
次の日のお昼用として持っていたんだけど、満員電車の中でも全く潰れることなくザクザク感がしっかり残っていた。
生地の生焼けかと思うほどのダマンドは嫌いだが、これはほど良い量なのがいい。
表面にのっているクッキー生地もサックリ。
カヌレも食べたけど、これはロワゾー・ド・リヨンの方が濃くて好きだ。

クロワッサン・オ・ダマンドをいつも上手く言えなくて
「クロワッサン・オン・ザ・マンド」若しくは「クロワッサン・オン・デマンド」と言いそうになってしまうのは私だけだろうか。
前者はともかく後者を言ってしまった時、プロの店員だったら無反応で対応してくれるだろう。
男性店員だったら・・・その反応が楽しみなのも事実である。

2006年01月16日

パン屋襲撃

お店の前でバスを降りたら、そのまま真っ直ぐ入り口へ向かう。
目的はミルフィーユとバゲットレトロドール。
できるだけ時間をかけないよう店内の間取りを頭の中で再現する。

まずはざっと焼き菓子をチェックし、気になったものがあれば迷わず籠の中へ。
バゲットレトロドールのストックを確認したら、他のヴィエノワズリーにも目を走らせる。
大本命のミルフィーユもちゃんとある。
絶品と噂されるエクレアも追加したかったが、今回は売り切れていたようで残念。

わずかな時間(所要時間5分未満)で目的のものを手に入れたら、さっさと引き上げる。
長居はしていられない。
早く帰ってミルフィーユを食べなくちゃ。


と、スピーディーな立ち回りをしてきたにもかかわらず、肝心なミルフィーユはそこまでするほどの代物ではなかった。
粉ものに定評があるだけに、確かに生地は美味しい。
発酵バターを使っているらしく、その力強い風味はVIRONならではだろう。
見た目の厚さから想像していたようなザックリ感はない。
齧った瞬間は「ふやけてる?」と思うのだが、すぐに独特な歯応えを感じる。
噛むごとに歯が埋もれていくような、なんともいえない不思議な食感だ。
一番上の層だけアイシングされているが、それ以外は甘くない。

甘くない分、カスタードクリームで補おうとしているのだろうが、なんとも中途半端な甘さで終わっている。
これは生地のバターの強さが目立つからか。
もっちりと重い質感のせいで、もたつく感じが否めない。
そのせいか、決してざらついてはいないのに、滑らかであるともいえない舌触りになっている。
生地とのバランスを考えた結果だろうが一体感はない。

ミルフィーユの口直しに、バゲットレトロドールをわしわし食べて憂さ晴らし。

2006年01月12日

とりあえずリンツ

年が明けてからロワゾー・ド・リヨンの事しか書いてない。
というか、書けない。
連日22時まで働いていたので、ケーキを買いに行けないのだ。
仕事中はあまりお腹が空かないので、ケーキと一緒に買い込む焼き菓子が私のご飯になるのだが、それもストックが尽きてしまった。
職場近くのコンビニでリンツの70%チョコを売っているのを発見し、毎日食事代わりにしていたが、それも次第に飽きてくる。
次の休みこそは!と思っていたのに、休みの今日起きたら15時だった。驚き。

「キャラメロ」はチョコレートタルトとキャラメルムースの組み合わせ。
サックリと香ばしいタルト生地にビターチョコレートを流し込み、弾力のあるほろ苦いキャラメルムースがのっている。
全体的に甘さ控えめで、これは味食感ともに私の好み。

週末までリンツで凌ぐ日々が続く…

2006年01月08日

Tea For One

紅茶のクリームが入ったシュークリーム。
「シュー・パリジャン」にはアーモンドダイスだけだったが、こっちには粉砂糖もかかっている。
皮のザックリ感は同じ。
2種類の紅茶を使ったクリームが少し脂っぽかったような気もするが、紅茶のいい香りが食べるたびにふわっと広がる。

これはひとりでこっそり食べてしまった。
忘れるのが悪い。

2006年01月07日

やさしい気持ち

「飾り立てられたケーキよりも、フォークが無くても食べられるシュークリームがいい」

そんな面倒くさがりの人には「シュー・パリジャン」を。
ひと口だけ分けて貰う。

ザックリとした皮に濃厚な「フレジェ」と同じカスタードクリームが入っている。
やはりクリームが美味しい。
買った翌日の夜に食べたのに、皮の香ばしさと食感は損なわれていなかった。
すぐに食べたらもっと美味しかっただろう。

「シュークリーム好きだよね。食べる?」と勧めるのも、本当は私が食べたかったから。
シュークリームなら迷わず買えて、余った時間は自分の分を厳選するのにあてられるし。
もっと食べたかったけど、やさしいからとりあえずひと口だけで我慢してあげるよ。

2006年01月02日

紫色三角錐

テカテカした紫色三角錐の物体。
「気になる気になる気になる」と思っていたら買ってた。

その名の通り紫芋のケーキ。
紫芋は食べたことはあるものの、この通常あまりありえない色と形は、
口に入れて「あ、芋だ!」と叫んで確かめずにはいられない。
中は酸味のあるムースが。白い色だったので、レモンか、パッションか、何か、、。
芋特有のもったりとした味と甘さを活かしつつ、酸味あるムースで切れのあるケーキに仕上がっている。

苺のロールは売り切れ。残念。

狂い始め

あけましておめでとうございます。
今年も甘狂をどうぞご贔屓に。

狂い始めは湯島にあるロワゾー・ド・リヨンの「フレジェ」にて。
新年最初のケーキをどこにしようかと色々考えていたのだが、家から近いのとお正月も営業しているとのことでここに決めた。
湯島天神から近いので混んでいるかと思ったが、私が行った時は誰もいなかった。
まずはケーキを、続いて焼き菓子とヴィエノワズリーを選ぶ。

持ち方が悪かったせいか、ちょっと傾いた「フレジェ」はシンプルなショートケーキ。
生クリームも上部にしか使われていないのがいい。
スポンジに挟まれているのは、ほんのりオレンジ色のカスタードクリーム。
濃厚でかなり甘いが、スーッと消えていくので途中で飽きることはない。
これだけ甘いカスタードで重さを感じさせないのがすごい。
クリームに色がついているのは、群馬県の地鶏卵を使っているためだとか。
きめ細かくふんわりしっとりとしたスポンジに、とろりとしたクリームがあわさるとさらに美味しい。
苺も瑞々しくて、ほどよい酸味が甘いケーキによくあう。

勧められて一緒に買ったカヌレも、しっとりさっくりで美味しかった。
他に買ったものをまだ食べていないが、上野界隈のケーキ屋の王座交代もありえるだろう。